経営ワンポイントメモ:起業・経営コンサルタントが、経営の参考情報を簡単にお伝えします。

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計画を練る その4

前回までに、多くの計画を練るのに考えるべき要素を挙げてみました。
だいぶん事業のカタチができてきたのではないでしょうか?
今日はもう一つのコツ、「時間軸」を考えていきます。


前回考えた各要素に時間軸を当てはめて考えることができます。
全部を考えていくと大変ですので、今日は2つほど考えてみましょう。


まず、1つ目。
商品・サービスの構成に時間軸を当てはめてみましょう。

取引相手にとって、最初の取引は敷居が高いものです。
そこで、取引しやすい商品・サービスとしては、ハードルの低いものを用意します。
さらに追加でオーダーしやすいもの。そのさらに追加でオーダーしやすいものというように段階的に設定することができます。

どういうことかというと、身近な例で言えば、ユニクロです。
ユニクロでは毎週のように期間限定で割引商品がでてます。
ただでさえ安いユニクロ商品がさらに割引されているので、非常に買い求めやすいことになります。割引商品を買おうと思って来店した人は、割引商品と組み合わせてディスプレイしてあったり、割引商品の横においてあったりする別の従来価格の商品も買ってくれやすくなります。
さらに、「2本ならパンツが割引価格」といったことで、本来買おうと思っていたものとは別の商品まで買ってしまったりします。
来店してもらわないと話が始まらないわけですから、そのきっかけをつくるわけですね。


では、次。
2つ目として、商圏にも時間軸をあてはめてみましょう。

将来的には、全国を商圏とすることを視野に入れていたとしても、
すぐにそれを実現するのは難しいことが通常でしょう。
まずは、地域で、さらにその都道府県、その地方、そして東京に進出、最終的には全国と
商圏を順に広げていきます。
スタート直後〜3年目で、地域〜都道府県をターゲットとし、
3〜5年目で、地方〜東京進出、
5年目〜7年目で全国。
というものです。


意外と時間軸という視点は忘れていたりします。
こういう視点を持つことで、計画が立体的になります。


実際に、事業を開始する段階でもこういった視点は大切です。

どちらが前後しても問題の発生することのない事項もあるでしょうし、
同時進行するものあるでしょう。
しかし、絶対に間違えてはいけない順序というものもあります。

例えば、融資をまだ受けていないのに、融資されることを見込んで、
多額の設備や資材を購入してしまい、融資されなかったらどうします?
支払いができなかったら、ろくにスタートもしないまま倒産です。

まったく笑えません。

2008年3月 6日 いしだ | | コメント(0) | トラックバック(0)

計画を練る その3

いまさらですが、あらかじめ言っておかないといけないことがあります。

ここでの説明は、起業家の皆様に分かりやすく説明するためのオリジナルなものです。
難しい学説や、経営理論を解説するものではありません。

専門家の方によっては、別の説明の仕方をされることもあるでしょう。
異論を唱える方もいらっしゃるかもしれません。

こういうことも考えた方いいとか、こう説明した方が分かりやすい、もしくは、
ここはこう表現した方がいいというようなご意見がありましたら、イシダまでお願いします。

私も、いいものはドンドン取り入れていきたいと思っています。宜しくお願いします。


さてさて、考える項目は「ヒト・モノ・カネ」でした。
これに1つ目のコツ「内外の視点」を加味してみましょう。
とういうことかというと・・・

A.『ヒト』→内=株主、役員、従業員  外=顧客、取引先
B.『モノ』→内=建物、設備、情報  外=商品、サービス
C.『カネ』→内=資金、支出  外=価格、収入

・・・ということになります。
もっとも、事業内容や規模によっては、すぐに考える必要のないものもあります。

では、どいうことかみていきましょう。

A.『ヒト』の側面
だれが、だれと、だれから、だれに
という点です。

(1)だれが?
まず、一番大切な点ですが、だれが、その事業をするのか?
ほとんどの場合は、事業主の方もしくは代表者の方。
つまり、「あなた」ご自身になるでしょう。

なぜ、「あなた」がこの事業をするのか?
これは、今後の戦略部分にも関わってきます。

(2)だれと
次に、だれとその事業をするのか?
この点は、ビジネスパートナーとして、出資してもらうのか(出資者は株主になります)?
それとも、従業員として業務を手伝ってもらうのか(その方を雇用することになります)?

出資額に関しては、資本金とも関わってきます。
持分や権限といったことも念頭に置かなくてはいけません。
従業員として雇うのであれば、給料や労務管理のことも考える必要があります。
実際に業務にあたることになるので、社員教育という面も必要になってくるでしょう。

(3)だれに
だれに商品やサービスを提供するのか?
ターゲット設定のお話です。
ターゲットとして、個人を相手にするのか、それとも会社を相手にするのか?
どの地域を取引対象とするのか?
これらは、マーケティングにも関わってきます。

(4)だれから
業務内容により必要な資材は変わりますが、
商品にしろ、サービスにしろ、必要な仕入れがあります。
その商品・サービスの品質を決定付けることもあります。
仕入先は決まっていますか?もしくは、その見込みはありますか?
仕入れは、原価計算に関わってきます。


B.『モノ』の側面
対内的には設備什器備品、対外的には、商品やサービスです。

(1)社内の設備等
会社をはじめるにあたっては、本店所在地を決めます。
自宅ではじめるのか?外に事務所を借りるのか?

例えば、飲食店を始めるとした場合、お店の立地条件は戦略的にも重要なポイントです。

また、どのような設備・什器が必要になるのか?
購入するのか、リースするのか?
事業スタート時点から必要なものなのか?それとも後々揃えていけばいいものなのか?
各事業内容によって異なってきます。あなた事業ではどうでしょうか?


(2)商品・サービス
もっとも重要といっても過言ではありません。
事業の中心をなします。
どんな商品・サービスを提供するのか?
その商品・サービスの強みは何でしょう?


C.『カネ』
だれも損をしようとして事業を始めるわけではないでしょう。
結局のところ、慈善事業でない以上、利益を出すことが目的です。

(1)資金
黒字倒産ということがあります。社内の資金繰りは重要です。
ベテラン経営者でも資金繰りは難しいと言います。
特に、事業の開始時は、まず設備を整えたり、仕入れのために
多額の資金を要することが多くあります。
また、人材を雇い入れた場合、毎月人件費がかかります。
儲かっても儲からなくてもかかる費用はどれくらいなのか?
変動費固定費はいくらなのか?損益分岐点どこなのか?
事業の継続に係る重要なポイントです。

(2)価格設定
その事業の提供する商品・サービスをいくらで提供するのか?
何を売るのか、どんなサービスを提供するのかによって変わってきます。
その品質やターゲットによっても異なってくるでしょう。
なぜ、その価格設定なのか?じっくり考えてみましょう。


考える要素として、時間軸も必要です。
それはまた次回

つづく

2008年3月 5日 いしだ | | コメント(0) | トラックバック(0)

計画を練る その2

j昨日は、思いついたら、ちゃんとメモっておきましょうというものでした。

そのメモをたたき台にして、事業計画をつくります。


そんなとき、何を書けばいい???

事業に必要なものは、何でしょう?

そう。「ヒト、モノ、カネ」です。


そして、文章にするときの基本というと?

そうですね。5W1H です。

1. いつ
2. どこで
3. 誰が
4. 何を
5. どうした


この2つは、どこでも聞かれることですので、なぁ〜んだと思われたかもしれません。
でも、これで十分に事業計画になります。

不足があれば追加すればいいだけ。
大事なことは、どんどん書くことです。
もちろんパソコンに入力していっても構いません。

ここで2つコツをお教えしておきましょう。
1つ目は、内と外の視点
もう1つは、時間軸
です。

2008年3月 4日 いしだ | | コメント(0) | トラックバック(0)


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